賢いテレビの選び方(2020年)おすすめ5選
小さい頃からテレビと一緒に成長した私ですが、近年テレビ離れが増えてきている若年層が信じられません。
訪問してテレビに携わる仕事をしているので実際にどれくらいテレビ離れが多いのか実感しまくってる今日この頃です。
<もくじ>
テレビは費用対効果と必要機能がポイントです。
テレビと言えばやっぱり大画面と高画質!
最近では常時録画機能なんてのもあってブルーレイディスクデッキ(BD)の存在感がなくなってきてるのではないでしょうか?
よほどコレクションしない限りBDの必要性は薄れてきているのでしょう。録画は外付けハードディスクが主流になりつつありますが、この外付けハードディスクの特性を理解しないで使ってる方が非常に多いので簡単に勉強しましょう。
テレビの寿命
ところでテレビの寿命はご存知ですか?
ほとんどの皆さんは10年前後で買い換えてませんか?
これは使用環境によって左右されますが極端な負荷がかからなければ部品自体は10年や20年は壊れません。ただ液晶パネルの寿命は約30000時間、バックライトは20000~50000時間とされています。液晶パネルの寿命30000時間と言ってもパッと来ないと思いますが、1日8時間使用したとして、365日×8時間=2920時間、30000時間÷2920時間=10.27(約10年)です。
約10年としても、さまざまな要因でさらに短くなります。
タバコを吸っている、テレビ設置の居間とキッチンが一緒、換気不足、高湿度など。
テレビに衝撃を与えなくても使用環境によって寿命は左右されます。
修理ができなくなることも
もうひとつはメーカーの部品保管期間です。これは全国家庭電気製品公正取引協議会のルールに基づき家電製品の「補修用性能部品」の保有期間が決められています。
補修用性能部品とは?
- 家電製品等が故障したときに、その製品の機能や性能を維持するために必要な部品(修理用交換部品)
全国家庭電気製品公正取引協議会により最低保管期間が下記の表のように定められています。保有年数は下記の表右欄の年数を下回ってはならない。 ※表は一部抜粋
保有期間 | |
冷蔵庫 | 9年 |
エアコン | 9年 |
テレビ | 8年 |
ブルーレイレコーダー | 8年 |
電子レンジ | 8年 |
屋外排気式石油ストーブ | 7年 |
掃除機 | 6年 |
洗濯機 | 6年 |
アイロン | 5年 |
電話/FAX | 5年 |
これは製造終了後の年数を表しています。
商品によっては新製品のサイクルが違いますが、テレビは毎年春モデルと秋モデルが発売されます。生産完了から8年間保有なので、新発売されてから約9年と考えると良いでしょう。
このため、7~8年以上使っていたテレビが故障した場合は部品が無いため修理不可能となり、買い替えを進められるのです。
テレビを何年使うか?
上記で書いたようにテレビの寿命は長くて10年と考え、壊れるまで使うか、4~5年で買い替えるか、使用期間によって購入も考えるべきです。
今やテレビも日進月歩、新製品が出るたびに性能や機能が良くなります。
初めての放送から67年目、白黒テレビから4K・8Kテレビまでいろいろ進化して、性能や機能も飛び抜けて進化し続けています。
日本のテレビ年表 | |
1953年 | NHK放送開始 |
1960年 | カラー放送 |
1963年 | 日米間衛星中継 |
1978年 | 初のモノクロ液晶テレビ |
1982年 | 音声多重放送 |
1984年 | BSアナログ放送開始 |
1989年 | ハイビジョン試験放送 |
1990年 | テレビデオ・ハイビジョンテレビ発売 |
1991年 | BS内蔵ハイビジョンテレビ |
1995年 | 液晶テレビ・インターネット開始 |
1996年 | 衛星多チャンネル放送(スカパー) |
2000年 | 地上デジタル・BSデジタル開始 |
2002年 | CSデジタル放送開始 |
2003年 | ブラウン管テレビ生産中止 |
2004年 | 地デジにコピーワンス適用 |
2010年 | スマートテレビ(2007年ネット放送配信開始) |
2011年 | アナログ放送廃止・4K対応テレビ登場 |
2014年 | 4K試験放送開始 |
2018年 | 4K放送開始 |
大まかにテレビ年表を作成しました。まだまだ進化の過程はありますが、今回は省いています。(2020年以降スーパーハイビジョンも控えています)
例えば10年使おうと30万くらいの多機能テレビを買ったとします。
今のテレビの10年後の進化をどう読みますか?
もしかしたら5Gテレビとか、ホームネットワークが充実した進化を遂げるかもしれません。
そんな中、旧世代テレビを観れますか?30万の高額品なら、なかなか買い替えに踏み切るのは難しいと思います。
1~2年で買い替えるのも現実的ではありません。
そこそこのテレビを5~6年で買い換えた方が新しい機能を体験できて賢いと思いませんか?
年表を見ると5年ごとに新サービスが始まったり、大きな変化があるように思います。
あまりに高額だと、買った当初は良いかもしれませんが、追加された機能を使うまで10年かかります。もし、途中で故障してしまったら修理費もかかるし故障場所に寄ってすぐに買い換えなきゃなりません。減価償却もできませんね。
多機能だったりするとそれだけ故障リスクは高くなります。
どの機能を必須とするか?
- ハイビジョンテレビでいいのか?
- 4K・8Kテレビを選ぶのか?
- 画質や色の再現力を優先するのか?
- VODなどアプリを優先するのか?
- 常時録画機能を必要とするのか?
- サイズはどれくらいにするのか?
- ホームネットワークを考えるのか?
大画面の4Kで、アプリが多種多様であれば全く問題ないと思います。
いま発売されているテレビは外付けHDD対応は当たり前になってきていますので、録画も大容量でできるし、VODが観られれば十分かと思われます。
テレビメーカーに執着する必要ないです。
自分は○○のメーカーのもの以外買わない!なんてこだわる人もいますが、マネする必要ありません。それなりにステータスとしてこだわるならそれもいいと思います。
今回私が紹介するのは実用性や経済性を考え、早く新しいサービスや機能を利用できる方法を紹介してるのでメーカーは特にこだわりません。
世界のテレビシェア
- サムスン電子
- LGエレクトロニクス
- SONY
- ハイセンス
- TCL
残念ながら日本は3位です。韓国・中国が上位を占めています。
TCLも日本市場に参入してきたので今後はどうなることやら
国内テレビシェア
どうでしょう?過去にはmede in Chinaって「すぐ壊れる」「安物」「信用できない」なんて思ってませんでしたか?それはもう過去の話。それを裏付けるのが日本のシェア第2位ではないでしょうか?
安くていい物の代名詞になるかもしれません。
注)個人的に信頼重視ならmade in Japanなのですが、短期使用なら性能が良ければなんでも構わない。【自己満足ですが(;^ω^)】
まとめ
賢いテレビの選び方は
- 長年使用を考えない。
- その時のいいサービスを利用できる。
- 5~6年で買い替えできる価格帯。
- アフターサービスが受けられる。
- 満足できる画質である。
- 手軽なVOD対応である。
だいたいこんなところを考えて選ぶと無駄遣いなく買い替えしていけるでしょう。
画質も4K対応であれば問題ありません。ちなみに8Kは人間が認識できる限界の解像度です。
2020おすすめ5選
世界シェア2位のLGエレクトロニクス
世界シェア4位のハイセンス
日本シェア2位のハイセンス
日本シェア1位のシャープ
世界シェア5位のTCL
日本に上陸したばかりのTCLですが、世界シェア5位の実力をもつ企業です。市場の販売額はハイセンス同様6.4%です、われらがソニーは9.4%
台数ベースだと9.2%で世界シェア第3位です。TCLホームページ
65インチの同機能で調べるとLG・ハイセンス・TCLが約90,000円~110,000円
ソニーだと250,000円、この違いは大き過ぎますね。
5~6年スパンで考えてみてはどうでしょう?