自己破産の免責が認められたようです。
ついに自己破産か完結致しました。
地方裁判所から【決定】と言うタイトルの書状がきました。
札幌市〇〇〇〇〇〇〇〇
破産者 〇〇〇〇
【主文】 破産者について免責を許可する。
【理由】 破産者には破産法252条1項各号に掲げる免責不許可事由に該当する行為が認められるが、破産者がかかる行為に及ぶに至った経緯、破産者の更生の可能性など、本件で明らかになったすべての事情を斟酌すると、破産者について免責を許可するのが相当である。
令和〇年〇月〇日
札幌地方裁判所民事4部
裁判官 〇〇〇〇
これは正本である。
2020年3月の相談から10ヶ月、長い道のりでしたが、正式に免責が認められて借金が無くなりました。
これから新しく人生をやり直せると思うとワクワクしてきます。
元々は借金を作った自分が全て悪いのですが、生活困窮から抜け出すチャンスを頂きました。
もうすでに現金主体生活をしていますが、今までに滞納した国保と市民税と年金の支払いを始めてますが、やはり支払いはキツいです。
特に国保は滞納分を全額納付するまで10割負担の保険証しか発行されず、未だに病院は行けません。
幸いなことに逆流性食道炎以外は問題ないので何とかなっています。
毎月の収入はコロナの影響もあり15%減になり、食費と支払いで全額なくなってしまいます。
それでも日々の支払いはきついのですが、借金返済と違って精神的に楽になりました。
実は1月の中旬に通知が来ていましたが、これからの支払い方法など、家内と相談したり、やる気なし状態が続きブログもサボっていました(m´・ω・`)m ゴメン…
結局、10ヵ月ほどかかりましたが破産手続きをして良かったと思います。
クレジットカードのリボ払いや多重債務に陥ったら10年経っても返済が終わらず、国保や市税を滞納し続け、滞納の差し押さえで収入が無くなり返済のためのキャッシングしたり、消費者金融からの借金が膨らみ続け生きていけなかったでしょう。
現金主義生活は国保や市税の滞納分が終わるまで厳しく、晩酌やタバコを楽しむ余裕は無いようです。なかなか止められませんが・・・・
借金で生活がままならず、借金を重ねている方は思い切って弁護士に相談すべきです。
国で定めた救済措置なので生涯ずっと苦しむより決断してしまいましょう!
当ブログは借金がある人に、「破産してしまえば逃げられる」「沢山お金を借りて破産しよう」なんて進めているわけではありません。
事情によって借金を背負ってしまった人が、生活苦で人生を終わらせてしまったり、犯罪に走らない様に啓発する目的で書いています。
私自身も二度と借金で苦しみたくないし、低所得者なりにわきまえた生活をしなければならないと勉強になりました。
みなさん、くれぐれも間違ったお金の扱いをしないように気を付けましょう!